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【子どもの不登校】親は仕事は辞めるべき?後悔しないための判断軸4つ

山本 果穂

不登校専門カウンセラー
山本果穂の不登校相談室 代表

■ 経歴
・高校在学中に不登校を経験
・立命館大学総合心理学部卒業
・フリースクール等を運営する学校法人での勤務経験を経て、独立。

■ 保有資格
・認定心理士
・国家資格キャリアコンサルタント

■ 所属学会
・家族療法学会

こんにちは、不登校専門カウンセラーのかほです。

「子どもが不登校になったら、仕事は辞めるべきなんでしょうか?」

このご相談はとても多く、
多くの親御さんが

  • 辞めなかったことで子どもに悪影響があったらどうしよう

  • でも辞めたらキャリアが途切れてしまうかもしれない

と、不安の板挟みになっています。

ただ実は、「辞めるか・辞めないか」で悩んでいる時点で、
少し視点がズレてしまっているケースも少なくありません。

そのまま判断してしまうと、
本来は必要なかった選択をしてしまう可能性もあります。

この記事では、カウンセリングでも実際にお伝えしている
後悔しないための判断軸4つを、わかりやすく解説していきます。

YouTube動画では、文章だけでは伝えきれない、詳しい対処法も解説しています。
▼より詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください▼

不登校で仕事を辞めるべきかの考え方

「辞める・辞めない」だけで考えないことが大切

多くの方が、
・辞めた方がいいのか
・続けた方がいいのか
という「2択」で考えてしまい、苦しくなっています。

しかし本当に大切なのは、
その選択がなぜつらいのか・なぜ安心なのかという理由です。

ここを言語化することで、
第三の選択肢が見えてくることが多くあります。


判断軸① 親御さんの「精神的な余裕」を基準にする

安全基地は親のメンタルで決まる

まず最初に考えていただきたいのが、
「自分が精神的に余裕を保てるラインはどこか」です。

なぜなら、親御さんのメンタルの安定が、
お子さんにとっての安全基地の質を決めるからです。

安全基地とは、
・不安なときに戻れる場所
・受け止めてもらえる安心感
のことです。

これが安定していることで、お子さんは
・失敗しても大丈夫
・また挑戦していい
と思えるようになります。

メンタルが安定する選択肢を柔軟に探す

ここで大切なのは、

「辞めるかどうか」ではなく
どの状態なら余裕を保てるかを考えることです。

たとえば、
・フルタイム→時短勤務にする
・仕事以外で人と話す機会を作る
・支援制度を活用する
など、選択肢は一つではありません。

判断軸② お子さんの本音を直接聞く

親の想像は意外とズレている

「仕事を辞めたほうがいいのでは…」と悩むとき、
親御さんの想像だけで判断してしまうケースが多いです。

ですが実際には、
・働いている方が気が楽
・辞めてほしくない
と感じているお子さんも少なくありません。

理由までしっかり聞くことが大切

大切なのは、「どうしてそう思うのか?」まで聞くことです。

例えば、
・一人でいるのが不安
・朝の時間が寂しい
など理由が分かれば、声かけの工夫・他のサポートで解決できる場合もあります。

多くの場合、お子さんが求めているのは「仕事を辞めること」ではなく安心感です。

どんな形の安心感を求めているかが分かれば、仕事を辞めずとも、お子さんが納得する代案を出せる可能性が高まります。


判断軸③ 選択肢を増やす

八方塞がりは「情報不足」のサイン

多くの親御さんが、

  • 辞めると不安

  • 続けても不安

という状態で行き詰まります。

これは「詰み」ではなく、
選択肢が不足している状態です。

人に相談して選択肢を広げる

一人で考えていると、どうしても視野は狭くなります。

ぜひ以下を活用してみてください。

  • 親の会

  • オープンチャット

  • 専門家への相談

  • 支援制度の調査

実際には、

  • 時短勤務で乗り切ったケース

  • 支援制度を使ったケース

  • 家族で役割分担したケース

など、多くの選択肢が存在します。


判断軸④ 迷ったら「リカバリーできる選択」をする

正解を探すほど動けなくなる

「一番損しない選択」を探そうとすると、
どれも不安に見えて決められなくなります。

なぜなら、
デメリットのない選択肢は存在しないからです。

「やり直せるか」で判断する

そこで大切なのが、

  • 後から修正できるか

  • 立て直せるか

という視点です。

例えば、

  • 一時的に仕事を離れる

  • 状況が落ち着いたら復帰する

と考えると、判断しやすくなります。

最後は「どちらの後悔を選ぶか」

どうしても決めきれないときは、

  • キャリアの後悔

  • 子どもとの時間の後悔

どちらの方が受け入れられそうかで考えてみてください。

ここに正解はありません。
ご自身の納得できる選択を考えてみましょう。


まとめ:迷うことは、愛情の証です

「仕事を辞める決断ができない自分は冷たいのでは…」

そう感じてしまう親御さんもいらっしゃいますが、
決してそんなことはありません。

迷っているということは、

  • お子さんのことも

  • 自分の人生も

どちらも大切に考えている証拠です。

どうかご自身を責めず、
納得できるペースで考えてみてくださいね。


最後に

このブログでは、
不登校を根本から解決するための知識を発信しています。

YouTubeではさらに詳しく解説しているので、
ぜひチャンネル登録してチェックしてみてください☺️

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