Top

 > 

記事一覧

 > 

不登校の回復がスムーズに進む家庭の共通点|休ませ方と関わり方のポイント

山本 果穂

不登校専門カウンセラー
山本果穂の不登校相談室 代表

■ 経歴
・高校在学中に不登校を経験
・立命館大学総合心理学部卒業
・フリースクール等を運営する学校法人での勤務経験を経て、独立。

■ 保有資格
・認定心理士
・国家資格キャリアコンサルタント

■ 所属学会
・家族療法学会

こんにちは、かほです。

「学校を休ませているけど、この過ごし方で本当にいいのかな…」

そんな不安を抱えながら、日々を過ごしている親御さんも多いのではないでしょうか。

実際にカウンセラーとして多くのご家庭を見ていると、
不登校の回復がスムーズに進むご家庭には、「学校を休んでいる間の関わり方」に共通点があることが分かってきました。

今回はその中でも、特に回復に大きく影響する
・休ませ方のポイント
・日々の関わり方のポイント
この2つに絞って、やさしく解説していきます。

今の関わり方に迷いがある方にとって、
少しでも安心して進めるヒントになれば嬉しいです。

YouTube動画では、文章だけでは伝えきれない、詳しい内容も解説しています。
▼より詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください▼

不登校の回復がスムーズに進む家庭の特徴とは

共通点は「休み方」と「関わり方」にある

不登校の回復がスムーズに進むご家庭には、
特別なことをしているというよりも、
・休み方に意味がある
・日々の関わりが積み重なっている
という共通点があります。

ここからは、その具体的なポイントを順番に見ていきましょう。

共通点① 実のある休ませ方ができている

休む理由と過ごし方が一致している

お子さんが学校を休んだ日、

  • とりあえず寝て過ごす

  • 好きなことをして終わる

という日が続いていませんか?

もちろんそれ自体が悪いわけではありませんが、
回復がスムーズに進むご家庭は、

「休む理由」と「過ごし方」が一致していることが多いです。

例えば、

  • 疲労が原因 → しっかり休養する

  • ストレスが原因 → ストレスを軽くする工夫をする

このように、原因に合った過ごし方をすることで、
回復に繋がりやすくなります。

今日からできる休ませ方3ステップ

①理由をやさしく確認する

「今日はどうして休みたいのかな?」
と、やさしく確認してみましょう。

ここで大切なのは、
・詰問しないこと
・否定しないこと
です。

理由を言語化することで、お子さん自身も「何に向き合う必要があるのか」を整理しやすくなります。
※言葉にできない場合は、無理に聞き出す必要はありません

②過ごし方を一緒に考える

次に、「今日はどんなふうに過ごす?」と聞いてみましょう。

ここでポイントになるのは、休む理由と行動がつながっているかです。

例えば、「体育がつらい」と言っているお子さんに対して、「その過ごし方で、少し楽になりそうかな?」とやさしく問いかけることで、考えるきっかけを作ることができます。

必要であれば、
・午前は休む
・午後は少し対策を考える
など、親御さんから提案しても大丈夫です。

③夜に振り返る

1日の終わりに、次の3つを聞いてみてください。

  • 休んでみてどうだった?

  • 心や体は少し軽くなった?

  • 明日はどうしたい?

少しでも楽になっていれば、それは大きな一歩です。

もし変化がなければ、「じゃあ明日は少し変えてみようか」と、一緒に調整していきましょう。

この「実践 → 振り返り → 微調整」のサイクルが、回復を後押しします。

共通点② 小さな成長を見逃さない

不登校の回復は一直線ではない

不登校の回復は、「昨日より今日」「今日より明日」と一直線に進むものではありません。

実際には、「少し進んで、少し戻る」この繰り返しの中で、ゆっくり前に進んでいきます。

小さな変化が回復の鍵になる

例えば、「行こうと考えた」「準備をしてみた」「玄関まで行けた」「正直な気持ちを話せた」、こうした一つひとつは、すべて「成長」です。

これを親御さんが言葉にして伝えることで、「自己肯定感」「自己効力感」が少しずつ育っていきます。

結果ではなく過程を見ることが大切

一方で、「行けなかった」という結果に注目してしまうと、「どうせ無理」「またダメだった」という気持ちが強くなりやすくなります。

そうすると、お子さん自身も「もう頑張らなくていいや」と感じやすくなってしまいます。

小さな成長に気づくコツ

「見つけるのが難しい」と感じる方は、期待を少し手放すことを意識してみてください。

例えば、「必ず学校に戻ってほしい」「元の環境に復帰してほしい」という思いが強いほど、小さな変化に気づきにくくなります。

一度立ち止まって、「今この子はどんな変化をしているかな?」と見てみると、見え方が変わってきます。

まとめ:親御さんの関わりは少しずつで大丈夫

ここまで、不登校の回復がスムーズに進むご家庭の共通点をお伝えしてきました。

ただ、「自分の関わり方が原因なのでは…」と不安になる必要はありません。

回復のスピードは、「お子さんの性格」「これまでの経験」「心のエネルギー」など、さまざまな要因で変わります。

だからこそ、他のご家庭と比べるのではなく、今できることを一つずつ積み重ねていくことが大切です。

そして、お子さんだけでなく、頑張っているご自身のことも、ぜひ大切にしてくださいね。

最後に

このブログでは、不登校を根本から解決するための知識を発信しています。

YouTubeではさらに詳しく解説しているので、ぜひチャンネル登録してチェックしてみてください☺️

▶ YouTubeで不登校解決に役立つ動画を見る

また「うちの子は何が原因なのか分からない…」「どう関わればいいのか全く見えない…」
そんな方に向けて、LINEで無料相談を行っています。

・現状の整理
・原因の仮説
・具体的な関わり方

をお伝えしていますので、
「このままでは不安…」という方は、
ぜひお気軽にご相談くださいね。

▶LINEで無料相談する

©2026 山本果穂の不登校相談室 All Rights Reserved.