Top

 > 

記事一覧

 > 

【不登校の理由が分からない】子どもが「わからない」と言う本当の理由と正しい対応法【3タイプ別】

山本 果穂

不登校専門カウンセラー
山本果穂の不登校相談室 代表

■ 経歴
・高校在学中に不登校を経験
・立命館大学総合心理学部卒業
・フリースクール等を運営する学校法人での勤務経験を経て、独立。

■ 保有資格
・認定心理士
・国家資格キャリアコンサルタント

■ 所属学会
・家族療法学会

不登校の理由が分からない…と悩む親御さんへ

こんにちは、不登校専門カウンセラーのかほです。

「どうして学校に行きたくないの?」と聞いても
お子さんから「わからない」と言われてしまい、

・原因が分からずどう対応すればいいか迷っている
・間違った関わりをしてしまいそうで不安
・このまま不登校が長引くのではないかと焦っている

そんな親御さんも多いのではないでしょうか。

実はこの「わからない」という言葉には、
明確に3つのパターンがあります。

・感情迷子型(本当に分からない)
・本音しまい型(分かっているけど言えない)
・反抗期型(分かっているけど言わない)

この違いを理解せずに関わってしまうと、

・回復が遅れてしまう
・親子関係が悪化する
・お子さんがさらに心を閉ざす

といったリスクもあります。

逆に言えば、
タイプに合った関わり方をすれば、回復は一気に進みます。

この記事では、

・不登校の理由が分からない本当の原因
・タイプ別の見分け方
・親御さんの正しい対応方法

を、できるだけ分かりやすく解説していきます。

YouTube動画では、文章だけでは伝えきれない、より具体的な声かけや実践方法も解説しています。
▼より詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください▼

不登校で「理由が分からない」と言うのはなぜか

まず大前提として知っておいてほしいのは、

「わからない」は嘘ではないことが多いということです。

親御さんからすると、

「何か理由があるはず」
「隠しているのでは?」

と思うかもしれません。

しかし実際には、

・本当に整理できていない
・言葉にできない
・言えない事情がある

など、さまざまな背景があります。

ここからは、その中でも特に多い3タイプを解説していきます。


タイプ① 感情迷子型

自分でも理由が分からないタイプ

特徴

・「わからない」が口癖
・何を聞いてもピンと来ていない様子
・言葉に詰まる・沈黙が多い

このタイプは、不登校の中でも最も多いタイプです。


心理|小さなストレスの積み重ね

このタイプのお子さんは、

小さなストレスが積み重なりすぎて、整理できなくなっている状態です。

・人間関係
・勉強のプレッシャー
・生活リズムの乱れ
・疲れや睡眠不足

一つひとつは小さくても、
積み重なることで心が限界を迎えます。

そして、

「学校=しんどい場所」

と脳が判断し、拒否反応が出るようになります。

ただし原因が分散しているため、
本人も「理由が分からない」と感じるのです。


対応法① 原因を聞くのをやめる

まず最も重要なのは、

原因探しを一旦ストップすることです。

「どうして?」と聞き続けることは、
かえってストレスになります。

代わりに、

「しんどかったんだね」
「今は分からなくても大丈夫だよ」

と、気持ちを受け止めることを優先しましょう。


対応法② 生活の負荷を下げる

回復には、まずエネルギー回復が必要です。

・無理に起こさない
・予定を減らす
・学校の話題を減らす

これだけでも回復スピードは大きく変わります。


対応法③ 内省できる余白をつくる

回復してきたら、

・散歩
・雑談
・日記

など、自然にお子さんが内省できる時間をつくりましょう。


タイプ② 本音しまい型

分かっているけど言えないタイプ

特徴

・「どうせ分かってくれない」と言う
・話さなくなった
・ごまかす・沈黙する


心理|「言っても無駄」という思い込み

このタイプは、

「本音を言うと傷つく」という経験が背景にあります。

・否定された
・共感されなかった
・すぐ解決策を押し付けられた

こうした経験があると、

「話さない方が安全」
という防衛反応が働きます。


対応法① 聞き方を変える

以下の3つを徹底するだけで変わります。

・否定しない
・決めつけない
・アドバイスしない

まずは「受け止める」が最優先です。


対応法② 過去の関係修復

もし心当たりがあれば、

「前はごめんね」

と一言伝えるだけで、
関係は大きく改善します。


対応法③ 相談先を増やす

親御さん以外にも、

・カウンセラー
・先生
・信頼できる大人

など、逃げ場をつくることも大切です。


タイプ③ 反抗期型

話さないだけのタイプ

特徴

・イライラしている
・距離を取りたがる
・「放っておいて」と言う


心理|自立したい気持ち

思春期は、

・弱みを見せたくない
・自分で解決したい

という気持ちが強くなります。

これは問題ではなく、
成長の一部でもあります。


対応法① 信頼を伝える

「ちゃんと考えてると思ってるよ」
「あなたのペースでいいよ」

この一言で関係は大きく変わります。


対応法② 頼っていいことを伝える

「困ったらいつでも話していいよ」

と日常的に伝えておくことで、
いざという時に頼りやすくなります。


タイプの見分け方【3ステップ】

ステップ① 反抗期か確認

→ イライラ・拒否が強いなら反抗期型


ステップ② 親子関係を振り返る

→ 過去に否定やすれ違いがあるなら本音しまい型


ステップ③ それ以外

→ 感情迷子型


※複数タイプが混ざるケースも多いので、
できるところから少しずつ対応すればOKです。


まとめ|「わからない」はヒントになる

「わからない」という言葉は、

問題ではなく
大切なサインです。

・無理に聞き出さない
・タイプに合った関わりをする
・焦らず積み重ねる

これが、不登校解決の第一歩になります。

親御さんも頑張りすぎず、
できることから一つずつ進めていきましょう。


最後に

このブログでは、
不登校を根本から解決するための知識を発信しています。

YouTubeではさらに詳しく解説しているので、
ぜひチャンネル登録してチェックしてみてください☺️

▶ YouTubeで不登校解決に役立つ動画を見る

また、

「うちの子は何が原因なのか分からない…」
「どう関わればいいのか全く見えない…」

そんな方に向けて、
LINEで無料相談を行っています。

・現状の整理
・原因の仮説
・具体的な関わり方

をお伝えしていますので、

「このままでは不安…」という方は、
ぜひお気軽にご相談くださいね。

▶LINEで無料相談する

©2026 山本果穂の不登校相談室 All Rights Reserved.